【超要約200字】『記憶にない街路樹』【現代文】
【要約】(約200字)
人の価値観はそれぞれ異なるが、一体何を残すべきで、なには失われていいと判断するのだろうか。東京駅は戦後、建設当初の姿とは違った「仮の姿」に再建されたが、後に建設当初の姿へ復元された。しかし戦後の再建は、人々が慣れ親しんだ姿であり、日本の復興を証言する姿でもある。果たしてどちらが「本当の姿」であり「残すべき」なのだろうか。失われるものは多くあるが、我々にできることは失われたものを語り継いでいくことだろう。(203字)
【ポイント】
- 建設当初:東京の玄関に相応しい重厚さ 本来の姿 約30年間
- 戦後再建:人々が慣れ親しんでいる 日本の復興の生き証人 約60年間
- 人によって価値観は異なる →誰かが残せば、誰かは失う →失うしかないので語り継ごう
参考:東京書籍『精選国語総合』/ 記憶にない街路樹 三崎亜記