文系の極み

現代文の要約とかする人

【超要約200字】『今ここにある無数の未知』【現代文】

現代文の要約文です。予習や課題の参考にどうぞ。クオリティはあしからず。

 

【要約】(約200字)

私は旅を経て世界の隅々まで見てきたが、生きている人の数だけ中心があり、辺境など存在しなかった。旅とは単に物理的な移動に限らず、心を揺さぶる何かに向き合い、世界について知る精神的な営みも含んでいる。生きることそのものが旅であるともいえるだろう。世界にはさまざまな境界線が存在し、それを越えることで無数の未知を発見できる。地理的な未踏の地がなくなったとしても、世界に境界線は存在するだろう。旅のフィールドは今、目の前にあるのだ。(212字)

 

【メモ】

・人の数だけ中心がある→世界に辺境はない

・旅:精神的な営み、心を揺さぶる何かに向かい合うこと、世界について知る方法、無数の未知の発見

・心を揺さぶる何か=無数の未知

・さまざまな境界線=ナショナリズム、言語、性、偏見、国境

・エッセイということもあり、論説のような一貫性が見られない

 

 

参考:三省堂『精選現代文B』/ 今ここにある無数の未知 石川直樹